遺言書の検認が必要となる理由とは

query_builder 2024/02/28
コラム
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遺言書の検認とは、公正証書遺言や自筆証書遺言などを家庭裁判所に提出し、相続人と遺言書の内容を確認することをいいます。
「どのようなタイミングで検認が必要なのか」と、検認に関する疑問がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、遺言書の検認が必要となる理由について紹介します。


▼遺言書の検認が必要となる理由
■相続手続きができないため
検認が必要となる1つ目の理由は、相続手続きができないことです。
不動産や株式などの名義変更手続きをする場合は、検認証明書が必要になります。
また検認して遺言書の内容を確認をすることで、検認後の改ざんや偽造の心配がありません。
そのため、相続財産を承継する遺産整理の手続きをスムーズに進めるためにも、検認は必要な手続きです。
■検認せずに遺言書を開封すると罰則があるため
遺言書を開封する場合は、家庭裁判所で検認するという法律があるため注意が必要です。
検認を受けずに遺言書を開封してしまうと、5万円以下の過料を科せられる場合もあるためです。
また遺言書の内容を変更した場合は、相続人の資格を剥奪される恐れもあります。
そのため、相続人は遺言書を見つけたら必ず検認手続きを行いましょう。


▼まとめ
遺言書の検認が必要となる理由には、相続手続きができないため・検認せずに遺言書を開封すると罰則があるためなどが挙げられます。
また遺言書の検認について不安がある場合は、専門家に相談すると良いでしょう。
武蔵野市にある『堤信之税理士事務所』では、遺言書の作成や相続など専門家と連携して対応しております。
税務と法務の両方でサポートを行っており、ワンストップ対応も可能ですので、気軽にお問い合わせください。

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堤信之税理士事務所

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