遺言執行者の役割

query_builder 2024/02/17
コラム
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遺言執行者とは、遺言書に基づいて相続に関する手続きを行う人のことで、遺言書で指定されている場合もあります。
もし選ばれた場合、執行者はどのような役割を担うのでしょうか。
本記事では、遺言執行者の役割について説明しますので、参考にしてみてください。


▼遺言執行者の役割
■相続人へ通知
遺言執行者に選ばれた際には、選任された旨を相続人へ通知する必要があります。
その際、遺言書の内容も一緒に伝える必要があるため、郵送で通知する場合は遺言書の写しも添付しましょう。
■財産目録の作成
遺言書をもとに財産目録を作り、相続人に開示しなければなりません。
関係書類の所在確認や保管といった相続財産の管理をはじめ、不動産や預金・株式など財産の調査も遺言執行者の役割です。
■相続人への報告
相続手続きを開始・終了した際には、相続人に報告しなければなりません。
また相続人からの問い合わせにも、遺言執行者が対応する必要があります。
■財産の引き渡し
遺言書の内容をもとに財産の名義変更や相続手続きなどを行い、相続者に財産を引き渡します。
相続人自身でも手続きは可能ですが、遺言執行者が代表して行った方がよりスムーズです。


▼まとめ 
遺言執行者の役割としては、選任された旨と遺言書の内容を相続人に通知する必要があります。
また財産目録の作成や、手続きの開始時や終了時に相続人へ報告することも役割の一つです。
相続者への財産引き渡しをスムーズに行うためには、遺言執行者が代表して手続きをすると良いでしょう。
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