遺言執行者には誰を選べばいい?

query_builder 2024/02/14
コラム
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「遺言によって相続トラブルが起きないだろうか…」と、不安を感じている方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合でも、遺言執行者を選んでおくことで、確実に遺言の内容を実現してもらえるため安心です。
本記事では、遺言執行者には誰を選べば良いかについて解説します。


▼遺言執行者には誰を選べばいいか
未成年・破産者以外なら誰でも遺言執行者になれますが、以下の人を遺言執行者にするのが一般的です。
■相続人
遺言執行者は、相続人と同一であっても選任できます。
たとえば相続人の関係が円満なときや、相続人がそもそも1人の場合です。
複数の相続人がいる場合は、周囲からの信頼が厚い人を選ぶとトラブルを抑えられます。
しかし遺言執行者は業務が多く相続の知識も必要なため、遺言執行者になる意思をあらかじめ確認しておくと安心です。
■専門家
遺言執行者に弁護士・司法書士・税理士などの専門家を選任することで、確実かつスムーズに遺産分割を行えます。
専門家が間に入ることによって、遺産を多めに受け取る相続人の心理的負担を減らせることもメリットです。
また、遺言書を作成する時から専門家に依頼しておけば、依頼人の意思を汲み取りやすくなるためより確実な相続がしやすくなります。
さらに遺言執行者に法人を指定すれば、法人が続く限り有効となるため相続が先になったとしても対応してもらえるでしょう。


▼まとめ
遺言執行者には、周囲から信頼され責任感のある相続人や、専門家を選ぶことがオススメです。
業務が多いため、遺言状を作成する段階から専門家に依頼することで、より確実で円滑な遺産分割を行えるでしょう。
『堤信之税理士事務所』は武蔵野市を中心に、相続・遺産分割に関する相談に幅広く対応しております。
一人ひとりに寄り添い丁寧にサポートいたしますので、遠慮なくお問い合わせください。

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堤信之税理士事務所

住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-18

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