口座が凍結される理由とは?

query_builder 2024/07/01
コラム
29

「銀行口座は名義人が亡くなると凍結される」という話を、聞いたことがある方も多いでしょう。
しかし、それ以外の理由で口座が凍結される場合もあります。
今回は口座が凍結される理由をまとめましたので、参考にしてください。


▼口座が凍結される理由
■口座名義人の死亡
口座の名義人が亡くなった事実が銀行に伝わると、銀行によって口座が凍結されます。
相続手続きが終わるまで、銀行側は「誰が口座の権利者になるか」がわからないためです。
相続権を持たない人が凍結前に預金の払い出しを行った場合、後で正当な権利者からの払い戻し要求に応じなければなりません。
いわゆる「二重払い」のリスクを避けるため、正当な相続人に引き渡すまで口座を凍結するのです。
■認知症の発症
口座名義人の認知症を理由とする口座の凍結は、発症した直後ではありません。
行員が口座名義人と対応し、判断能力が無いと判断された時です。
ただし家族から口座名義人が認知症になったとの連絡を受けた時は、すぐに口座が凍結される可能性があります。
■犯罪の可能性
銀行口座が不正取引に利用されたことがわかると、警察から銀行に対して情報提供があります。
犯罪に使用された口座からは情報流出の可能性が高く、さらなる被害につながる恐れがあるためです。
そのため犯罪の可能性がある口座は、わかった時点ですぐに凍結されます。


▼まとめ
口座が凍結される理由に「口座名義人の死亡」「認知症の発症」「犯罪の可能性」があります。
口座名義人が死亡した時と犯罪の可能性がある時は、すぐさま凍結されるのが特徴です。
一方、認知症の発症では症状の進行を見ながら、判断能力が失われた時点で凍結されます。
相続に関することなら、武蔵野市にある『堤信之税理士事務所』にご相談ください。
しっかりとお話を伺い、最適な解決方法を提案いたします。

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堤信之税理士事務所

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