遺留分の定義と特徴とは?

query_builder 2024/05/08
コラム
22

遺産相続の際には、難しい専門用語が登場してきます。
「遺留分」という言葉も、聞き慣れない言葉の1つではないでしょうか。
そこで今回は、遺留分の定義と特徴について解説します。


▼遺留分の定義と特徴
■定義
被相続人の残した財産を相続するのは、法律によって定められた「法定相続人」です。
法定相続人は法定割合に則って相続を行いますが、遺言書があると相続割合は変わります。
遺言書に指定された人物は、その内容に記された割合で遺産を相続するためです。
法定相続人の最低限の遺産取得分を保証するため、法律により遺留分が定められています。
■特徴
遺産相続権利を持つ法定相続人には、配偶者とその子・父母・祖父母、さらに兄弟姉妹と甥・姪がいます。
しかし遺留分の相続は、被相続人の兄弟姉妹と甥・姪には発生しません。
被相続人の遺言書があると、兄弟姉妹と甥・姪は遺留分の請求ができませんので、あらかじめ知っておくとよいでしょう。


▼まとめ
遺留分とは、法定相続人の遺産相続割合が遺言書によって変わった際に、ほかの法定相続人に保証された相続分のことです。
ただし法定相続人に含まれる兄弟姉妹と甥・姪は、遺留分の相続ができません。
もし内容に納得がいかない場合は、相続に詳しい専門家に相談してみましょう。
武蔵野市の『堤信之税理士事務所』では、さまざまな相続のご相談に対応しております。
弁護士や司法書士と連携して対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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