遺産分割協議書を作成する目的は?

query_builder 2024/03/28
コラム
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遺産分割協議書とは、相続の分配に関する内容を記載し、相続者全員が合意したことを表す書類です。
遺産分割協議書は人生で何度も作成するものではないため、目的をご存じない方もいるでしょう。
この記事では、遺産分割協議書の目的について解説します。


▼遺産分割協議書を作成する目的
■相続人全員が相続内容に合意したことを証明するため
遺産分割協議書は、相続人全員で話し合って決定した遺産の分割方法を記しています。
本来は法定相続の割合で遺産を分割しますが、遺産分割協議を行って相続人全員が同意すれば異なる割合で分割が可能です。
遺産分割協議書を作成することで、相続人全員の同意を証明できます。
■相続人同士のトラブルを防ぐため
遺産相続は、相続人同士でトラブルに発展する可能性もあります。
しかし、相続する遺産の内容と割合を明確に記載することで、トラブルが生じるリスクを最小限に抑えられるでしょう。
■相続登記や預金口座の解約手続きをするため
遺産分割協議書は、法的な手続きを円滑に進めるために必要な書類です。
遺産分割協議を行った場合、不動産の名義変更や故人の預金口座を解約するためには、遺産分割協議書が求められることがあります。


▼まとめ
遺産分割協議書を作成する目的は、以下の3つです。
・相続人全員が相続内容に合意したことを証明するため
・相続人同士のトラブルを防ぐため
・相続登記や預金口座の解約手続きをするため
遺産分割協議書の作成によって、トラブルが生じるリスクを減らしたり手続き関係をスムーズに行ったりできるでしょう。
『堤信之税理士事務所』では、武蔵野市で相続に関する相談を専門的に扱っています。
弁護士や司法書士など他の専門家と連携することで、遺言書や不動産登記などにも対応できますので、お気軽にご相談ください。

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